◇片麻痺を持たれた方に役立つアイデアやこつを募集!
これまでに、いくつか「こつ」を考えて書いてきましたが、やはり当事者の方の意見、別の療法士の人の意見も聞けると読まれる方(片麻痺を持たれた方・療法士)の参考になると思います。
左フレームのメールで送って頂くか、この発言へのコメントという形でご協力頂けると助かります。例えば「100円ショップのこんなものが片手で○○をするのに便利!」「体験談からのこつ」「○○の意外な使い方」等々、ご意見お待ちしております。もちろん質問も引き続きお受け致します。
※頂いたご意見は「読みやすさ」と「埋もれてはもったいない」という観点から「紹介」という形で「コメント」ではなく「記事」にしていきたいのでメイン記事(トップメニューから現れる記事)に転載させて頂く事をご了解下さい。「ハンドルネーム」「タイトル」「本文」を記載して頂ければそのまま転載します。また、業者さんからの新製品紹介は良いものであれば「リハビリテーションゲート」の方で紹介させて頂きますが基本的にはこのブログには掲載致しませんのであらかじめご承知おき下さい。
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コメント
おぬきです。
現場の仕事からは非常勤を除いて久しく遠ざかっているので、
お役に立てる内容かはわかりませんが・・・。
まず、入浴時のシャワー椅子の代わりにビールケースを使う、というのがあります。
(私が言うまでもなくこれは有名ですね)
価格も数百円程度ですみますのでコストパフォーマンスはいいです。
難点は裏返した時の穴が目が粗いとそのままではお尻が痛い事、
ゴムになっていないので安定性という点で不十分な事、あたりでしょうか。
あとは、家庭に余っているものをうまく利用する方法で、
針金のハンガーをバラしてフックや自助具を作るやり方や、
今や少数派ですが、木製のT-caneで患者さんに長さを合わせて切った残りの部分を集めて、
ペグを作ったり、
スプーンを曲げて切れ込みを入れたこのペグに差し込んで柄を太くしたスプーンを作ったり、
いろいろやりましたね。
100均ショップで買うものでは、
玩具のところでマジックハンドのおもちゃがリーチャー代わりに使えましたね。
あと、意外と食器でも丼のように重い食器は失調症の患者さんに
「すくいやすい皿」代わりにいいですね。
こんなところでしょうか。
まとまりのない文章、ちと古いネタで役に立たないかもしれません。
その時はご容赦下さい。
投稿: おぬき | 2005年7月14日 (木) 20時15分
リーチャーの代わりというところで、これはとおもったものをひとつ紹介します。それは、大きなホームセンターの工具売り場に売っているパーツ拾いです。これは、狭いところに落ちたナットなどのネジを拾い上げるためのものですが、操作する部分は、シャンプーや洗剤などのポンプ容器のポンプ部分のような感じで、軍手や厚手の作業用手袋をはめていても使いやすいようになっているので、上手くやれば、健側だけでなく麻痺手でも使えるのではないかと思います。(実際、私は、麻痺手で、立体駐車場の駐車券を取ったり、落とした小銭を拾ったりするのに使っていました)。意外にも、健常者でなければ使えないようなイメージのある工具やスポーツ用品なども、もともと厚手の手袋をしたままで使ったり、片手で使うことを前提としたものがあり、便利なものが多いですよ。何よりも、そういった品物は本来の用途が用途なだけに、頑丈さや精度は玩具などとは比較にならないものがあります。ただ、値段が1000円くらいと100円ショップでは扱っていないところが難点ですけどね。
投稿: KK | 2005年7月14日 (木) 21時15分
靴下をはくこつ のところにコメントしようかと思ったのですがこちらに書きます。
片麻痺のある方が靴下や靴や装具をはく時、いすなどに座った状態であればはく方の足を反対側の足の太もも膝手前あたりに乗せるように組むことが多いと思います。麻痺が強い場合などはこの足の固定がままならず、足先の動きに夢中になっていると どすんとその足が滑り落ちてイライラするということもあるのではないでしょうか。
こんな時は、小さく切った100均の滑り止めシートをその足と足があたる部分(太もも膝手前など)に挟んでみてください。ぴたりと止まってイライラも止まります(^_^;; あとは落ち着いてberuoさんのこつの通り靴下をはいたり、装具や靴をはけばOK! けっこう効きますよ♪
ポケットにしのばせでおけば外出時の室内への出入りもちょっと気が楽になります。お試しください(^_^)v
投稿: ひろ.A | 2005年7月15日 (金) 09時56分
当方もリハビリテーションに関して真剣に考えています。よろしくお願いします。
投稿: ぷろPT | 2005年7月16日 (土) 18時41分
座っている時に麻痺側のお尻にバスタオルを二枚織りにして引くだけで、バランスが良くなります。麻痺側お尻は筋肉の緊張も低く、筋が痩せているため左右の骨盤の傾斜が狂ってきます。体は骨盤の上に乗っている状態なので、土台が崩れている状態では不安定で、動きづらいのです。また、骨盤の傾斜を整えると同時に、お尻が椅子についているという感じもわかりやすくなります。もっとわかりやすくするには、硬いもの(板など)を引くこともオススメします。お尻で感じて、その情報が安心感を来たし、安定して大きく動けるようになります。
タオル、板など安上がりですよね。
投稿: ぷ | 2005年7月24日 (日) 21時25分
いろいろなご意見感謝です。記事の方にまとめさせて頂きましたのでご了承下さい。
まだまだアイデア募集中です。
投稿: 伊藤克浩 | 2005年8月 2日 (火) 11時33分
針金ハンガーを使った薬塗り具
元にした物品・・・針金ハンガー、鉛筆グリップ
大きさ 全長60cm 重量50g
自分で背中に薬を塗りたいのに手が届かないと困ったことが起きました。いつも家族に塗ってもらうわけにはいかないし。そんな時、針金ハンガーを利用して形を変えて、薬塗りローラーに鉛筆グリップを使えばよいと閃きました。さっそく作ったのが針金ハンガーを使った薬塗り具です。200円あれば製作できます。誰にでも簡単に製作できます。
使う人に合わせて針金を曲げれば、その人専用の使いやすい薬塗り具になります。適度な弾性とグリップの柔らかさで肌あたりも良くできました。結構、便利ですので片麻痺の方、お年寄りに使っていただけたらと思います。
製作した写真もあります。ご連絡頂ければご提供できます。
投稿: 福祉用具デザイナー | 2012年8月15日 (水) 16時30分